松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第18回:真・三方ヶ原合戦】

松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第18回:真・三方ヶ原合戦】

徳川家康の一生が描かれている今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」。

第18回は前回に引き続き「三方ヶ原の合戦」が描かれました。

「三方ヶ原の合戦」は、徳川家康が天下泰平の世を作っていく上で欠かせない、とても大事なエピソード

どのような脚本で描かれていくのか、ドラマの演出がとても注目されました。

そんな大河ドラマ「どうする家康」は、どの部分がドラマとしての創作だったのかを含め、時代背景や登場人物などの知識があればさらに楽しめること間違いなし!

そこでこのシリーズでは、【松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」】と題して、筋金入りの松潤ファンの筆者が、ドラマの解説を交えながら松本潤さんの魅力を紹介しています。

「どうする家康」をより深くより楽しむために、是非参考にしてください!

それでは第18回【真・三方ヶ原合戦】のネタバレ&解説スタートです!

目次

【第18回:真・三方ヶ原合戦】あらすじ

今回は、第17回で描かれた三方ヶ原合戦の裏話というか”三方ヶ原で起きていたこと”が描かれる回。

タイトルバックも第17回までのパステル調の穏やかなものから、金ピカで荘厳な雰囲気に一気に変わりましたね。

物語としても、ここが一つのターニングポイント、ということなのでしょう!

そして、まずは、第18回の重要な人物を整理しておきましょう。

第18回は何といってもこの二人・・・

徳川家譜代家臣:本多忠真
(演:浪岡一喜さん)
徳川家譜代家臣:夏目広次(吉信)
(演:甲本雅裕さん)

三方ヶ原合戦で大敗をした徳川軍。

家康の金陀美具足に身を包んだ遺体が武田信玄のもとに届けられましたが、その遺体をみてなぜかホッとしたような微笑みを浮かべる信玄。

時を戻すこと半日前の三方ヶ原、計略に失敗し総崩れとなってちりじりに浜松城に逃げ帰る徳川軍のなかに家康の姿はなく、いまだ消息不明となっていました。

徳川譜代の家臣・本多忠真は仲間たちが退く時間を稼ぐために敵陣で戦う決意を甥の本多忠勝に伝え、お前は大好きな殿を守れ、と言い残し、討ち死にしました。

一方、数名の家臣たちを廃屋に身をひそめる家康の前に、浜松城で留守居役をしていた夏目広次が現れ、自分の具足と家康の金陀美具足を交換し、家康の身代わりとなる準備をしました。

その時家康は、なかなか名前を覚えることができなかった夏目広次との幼いころのことを思い出し・・・

というのが、第18回「真・三方ヶ原合戦」の話でした。

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松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」第18回

三方ヶ原の合戦は、完膚なきまでに大敗した家康。

これは、有名な「しかみ像」です。

三方ヶ原の合戦で大敗した家康が、自らの戒めるために書かせた自画像です。

家康の人生で、3つの大きな危機があったと言われていて、その一つは「三河一向一揆」、そして二つ目が「三方ヶ原の合戦」です。

家康にとって、この三方ヶ原の合戦で自分の判断ミス(籠城から野戦に討って出た)から多くの家臣を失った経験は、悔やんでも悔やみきれなかったことでしょう。

だからこそ、天下泰平を強く願い続け、家臣たちと一緒にその道をまい進する力になったのかもしれませんね。

第18回ネタバレ&解説①本多忠真と本多忠勝

家臣団の仲間たちに「飲んべい殿」と呼ばれ愛されていた本多忠真。

本多家は松平家の譜代の家臣の家系で、忠真も成長すると松平家に仕える身となりました。

その頃の松平は織田や今川と長年にわたり領土争いが絶えず、その戦いの中で忠真の父親と兄は討ち死にします。

チケちゃん

山田裕貴さん演じる本多忠勝は、
忠真を「叔父上」って呼んでたよね?

ジャニくん

そう。
忠勝は、討ち死にした忠真の兄の遺児だったんだよ。
忠真は、死んだ父や兄の代わりに本多家の当主になる
こともできたけど、そうはせずに、忠勝を当主にするべく
後見人となって忠勝を教育をしたんだ。

チケちゃん

なるほど・・・
それじゃ、忠真と忠勝の繋がりは強かったよね・・・

ジャニくん

忠勝は幼いころに父親を亡くしたから、
忠真が父親代わりだったんだろうね。
ふたりの別れのシーンがグッとくるものに
なったのは、そういう関係性の上にあった
エピソードだったからかもしれないね。

忠真は、数々の戦いの中でずっと忠勝をサポートし続け、時には敵に命を奪われそうになった忠勝を得意の槍で助けた、という逸話が残っています。

三方ヶ原合戦でしんがりをかって出て、「ここからあとへは一歩もひかぬ」と豪語し最後まで三方ヶ原で戦い続けた、とも。

甥の不遜を詫びて腹を切る、と言ったり、徳川最強の武将の忠勝を「あほたわけ!」とどついたり、その愛すべきキャラクターは本当に素敵でした!

第18回ネタバレ&解説②夏目広次の忠義心

第18回のもう一人の主役は、第1回からずっと広信、信広、いろいろな呼ばれ方をしていた夏目広次。

甲本雅裕さんが演じた夏目広次(吉信)は、松平家に仕える譜代の家臣の家に生まれ、広次自身が仕官した時は家康は今川の人質生活を送っていたようです。

つまり、ドラマで描かれていた「一度目の不忠」は創作の部分です。

チケちゃん

なんだ・・・
広次が忠義の家臣だったのは創作だったんだ・・・

ジャニくん

いや、広次は本当に忠義心の強い家臣だったんだよ。
三方ヶ原の合戦で、家康の身代わりとなって命を落としたのは
史実にも書かれているエピソードなんだ。

チケちゃん

広次はなんでそこまで、家康に忠義を貫いたんだろうね。

ジャニくん

それは、第8回、第9回で描かれた「三河一向一揆」での
謀反を起こした広次を、それまでの忠義に免じて家康が不問に
したことが大きいんじゃないかな。

広次が討ち死にするシーンは、映像としてはものすごく凄惨な場面ですが、音楽はなぜかとても明るい曲調が採用されています。

これは、広次の心中は非常に穏やかで、家康に恩返しができる喜びに満ちているということかな、と筆者は感じましたが、皆さんはどう思われましたか?

とはいえ、身代わりになって死ぬことが忠義とは、なんとも悲しい時代でしたね・・・

第18回ネタバレ&解説③松潤ファン歴女お勧めシーンはここ!

夏目広次が家康にいい続けた「殿はきっと大丈夫」。

嵐ファンの皆さん思ったのではないでしょうか?そう、2006年5月リリースの嵐の16thシングルが「きっと大丈夫」、そのオマージュではなかったかと。

アップテンポのサクラップ(櫻井翔さんのラップ)が冴えわたる、嵐のライブでは欠かせない名曲ですので、聴いたことがない方は、この機会に是非!!!

そして、本当は潤くんのめちゃめちゃカッコいいお勧めシーンを紹介するのがこのブロックなのですが・・・

今回はやはり、忠真と広次に全部持っていかれましたので(笑)、殿の見せ場はあまりなく。

しいて言えば、主君なのに家臣たちに押さえつけられ、地面に這いつくばされ、具足を身ぐるみ剥がされる殿のお姿が、なんとも愛おしいと思った松潤ファンの筆者だったということでしょうか。

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まとめ

今回は、『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第18回:真・三方ヶ原合戦】』と題して、大河「どうする家康」第18回のあらすじとネタバレ&解説をしました。

そして、第1回からずっと続いていた、広次の名前がなぜか覚えられない家康、というシチュエーションは、ネタではなくこの18回に向けての壮大な伏線であったことは言うまでもありませんね。笑。

古沢さんの脚本の凄さ、またまた感じた神回でしたね、第18回。

かなり重厚な物語となった第18回から一転、第19回はちょっとポップな回となりそうで、これまた楽しみです!

以上『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第18回:真・三方ヶ原合戦】』でした。

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